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砂の器のniuのレビュー・感想・評価

砂の器(1974年製作の映画)
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サスペンスから社会派ドラマへの切り替えがお見事。宿命をバックに流れる親子の回想シーンは泣きっぱなしだった。

リングでもそうだったけど方言から事件を紐解いていくのって日本ならではだよなー。地方方言研究、面白そう。

アップから引になるのとか一気にズームするのとか笑っちゃうくらい大袈裟なのが昭和のサスペンス。新幹線のウェイトレスの青い制服可愛い。島田陽子さんも夏純子さんも超美人。

この時代の旅行っていいよなぁ。
日本を歩いてるって感じがする。私も身一つで旅に出たくなった。

ハンセン病がらい病と言われていた時代…
私も緒方拳同様首根っこ掴んででも会わせたい、会うべきだと思ってしまったけど、親子の“宿命”は彼らにしかわからないんだろうな…もう少し大人になったら和賀にも寄り添えるのか。
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