ラピュタん

砂の器のラピュタんのレビュー・感想・評価

砂の器(1974年製作の映画)
4.8
慟哭を隠すサスペンスには
交響曲「宿命」が似合う

松本清張の最高傑作を堂々映像化


高校何年生だったかな、
町の映画館で行われた学年の鑑賞会でリクエスト上映された時に初めて観ました
後半で涙が湧き出てきたのを止められず、とっても恥ずかしかった 昔の記憶

時代を反映するサスペンスの傑作

往時の錚々たる俳優陣の共演
はいつまでも眩しいばかり
皆さん若い🤗
とりわけ、加藤嘉さんの演技は号泣ものでした
野村監督自ら「あなたでないと」と嘆願して出演してもらったというエピソードがあるようです

今みても、新鮮な発見ができるはずです
日本が辿ってきた日陰の小道のひとつ その切なさに浸る夜があっても良いかと

大人向けですが家族で観れます
小学生高学年以上から、みせてあげられるのでは
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