すい

砂の器のすいのレビュー・感想・評価

砂の器(1974年製作の映画)
3.7
"音楽の中だけでしか父親と会えないんだ"

秀夫少年の鋭い目とぎゅっと結んだ唇にすべてが詰まっている。

「宿命」の演奏が始まってからの親子の描写にぐっと引き込まれたけど、全編通して文字で説明しすぎなのと、ピアノを演奏する手がどうしたって加藤剛のものには見えないのは興醒め。そもそも物語の設定として、大人になってからピアノを始めてあんなレベルに到達できるのか。

今西刑事が出張先で出会う顔ぶれが超豪華。
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