おーき

砂の器のおーきのレビュー・感想・評価

砂の器(1974年製作の映画)
4.7
以下、メモ
・オーケストラのしっとりとした旋律に乗せて、セリフなしで展開される後半の回想シーンがとてもとてもとてもとっっっても良い。
・無慈悲な世の中に翻弄されながらも親子で懸命に生きる姿は、見ているこちら側も辛いしぐっっっっとくる。
・四季、風景の美しさ、魅力や空気感が伝わる映像。良い。
・インターネット、スマホ、パソコンが存在しない世の中での働き方、過ごし方がおもしろい。
 ・時間の向き合いや人との接し方がまるで全然違う。
・一人一人の表情の豊かさ?表現力?感情の深み?が心を掴まれるな、と。
 ・目の力強さであったり、弱さであったり、目で全てを語っているような演技で、本当に演技なのかと思うほど。
・前半の言葉の背景を後半で知ることになる、と。
・感情
・「宿命」。そうか。宿命かぁ~~~~~~。
・数年前に観たときは前半が退屈で途中で観るのを辞めてしまったんだ。けど、前半あっての後半だ、と観終えた今なら言えるし、もし同様に途中で観るのを辞めた方がいれば腰を据えてじっくり観て欲しいな、と。
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