あーちゃん

砂の器のあーちゃんのレビュー・感想・評価

砂の器(1974年製作の映画)
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和賀の演奏会にリンクさせながらひとつの親子の薄暗くやるせない旅の思い出を回想させていく後半がジワジワ効いてきて、"カメダ"のくだりで踊る大捜査線を思い出し勝手にワクワク変な期待をしてしまっていた己の罪深さを呪いたくなった

"彼にはもう音楽、音楽の中でしか父親と会えないと会えないんだ"
"旅の形はどのように変わっても親と子の宿命だけは永遠である"