taiwanshampoo12

砂の器のtaiwanshampoo12のレビュー・感想・評価

砂の器(1974年製作の映画)
3.5
壮絶な幼少時代を抱えながらも誰にも晒さずに生きてゆく孤独な男の話。親子の在り方ってのは人それぞれであって自分の価値観や在り方を普通だと決めつけたり押し付けたりするのはよくない。あの親子は多分2人で過ごした辛い思い出を自分の中だけで必死に温めながら生き甲斐にして生きてきたんだとおもう。必死で手ですくった砂がさらさらとこぼれ落ちるようなせつない映画でした。

2015.3