ぼむ

蝶の舌のぼむのレビュー・感想・評価

蝶の舌(1999年製作の映画)
4.0
本当に良い作品だった。スペインのある小さな村の学校での、ほのぼのとしたモンチョ少年と担任のグレゴリオ先生との関わりに癒される。
またその話とは別にモンチョの兄の恋愛、不安定なスペインの政治といったものが絡まり、この作品に厚みを与えている。しかし政治の魔の手はこの2人にも悲劇的結末を与える。
悲しいエンディング、そしてモンチョ少年が先生にかけた言葉は… 鑑賞後にも尾を引くつらさ。

少年よ!おまえは強い男だ!また優しい男だ!
ぼむ

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