このレビューはネタバレを含みます
ずっと気になってた、やっと見れた。
この映画見るまで仕事で本当にムカついてて、平田平田平田平田…クソ(仮名、全然仮名、平田さん、ごめんなさい)って思ってたんだけど、すごく平かな気持ちになることが…
ダニエル・シュミット監督の長編第一作。ほぼ実験映画。
毎年5月16日の聖ネポムクの記念日は召使の宴会が開かれる。それは夜中の12時まで主人と召使が立場を変えるというもの。しかしその実態は・・・。
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階級社会の主人と召使いの役割を一晩だけ入れ替える伝統的な祝宴。饗宴をもてなす役者のひとりが、主人に扮した召使い達に、支配階級である主人や貴族に対する謀叛を焚き付ける。しかし、役者は召使い達に腹を抱え…
>>続きを読むフランス時代のブニュエルを極度に形式化して、耽美とオバケとオペラ趣味を塗したようなシュミットのデビュー作にして怪作。どいつもこいつも顔色が悪く、明らかに何かが降りてきている交霊会の電子音がもう『ラ・…
>>続きを読む奇怪な蝋人形の如き人間たちが繰り広げる腐臭漂う優雅な宴は、次作『ラ・パロマ』序盤の前哨戦と言えよう。シュミットと終生コンビを組むことになる、撮影監督レナート・ベルタが創り出す濃厚な闇と色彩に中毒性が…
>>続きを読むむかし”ダニエル・シュミット映画祭”で鑑賞。併映は『カンヌ映画通り』だったような気がするが定かでない。『ラ・パロマ』は別プログラムで観た。
初見時からこの監督はどうも苦手。
ほとんどキャメラマンの手…