《ダニエル・シュミット レトロスペクティヴ》召使と主人の入れ替わった屋敷内は闇と青光が妖しく美しい。延々と続く空気を舐め透かすような緩慢な人々の動作と圧倒的静寂に呆気にとられた。召使の宣誓が作品をも…
>>続きを読む最初の城のような白い建物と、その後ろに広がる空は最早昼なのか夜なのかわからないほど青々としている。
その後室内カットにつながるが、やはり冒頭の建物内とは思えない異様さがある。
同時に出てくるものも…
ゴシックでブルジョワで耽美。
一夜限りの夜のため着飾る使用人たち、使える主人たち。
あっという間に悦楽(というほど弾けてもいないけど)の夜は明けて再び一年後の夜を待つ。
日本では普通に一般市民とし…
大気絶(睡眠)かましたけど、起きてられた範囲だけで言ってもイカれてたなー。
親が経営してるホテル使って撮ったって、いいなあ!ブルジョワん家の子はよお!
全員顔の血色が悪くて死体みたい。生きた人間…
年に一度の聖ネポムク祭、この一夜に限り、召使と主人はその役割を交換する。
てっきり貴族たちが召使のコスプレしてかいがいしく働くのかと思い込んでいたら、召使たちを饗宴のテーブルに座らせての大余興大会だ…
寸劇中の娘を見た表情といいイングリットカーフェンさんに何度も鳥肌おっ立てさせられた。
なんか漁師の歌も好きだし終盤の階段降りるとこもカッコいい。
現代社会にも上下入れ替わる日があるといいのに。
ラパ…
人物の挙動のあまりの遅さに痺れる。
様々な人物が次々とフレーム内に入ってくる2カット目からもうすごいし、再び反復された瞬間これがラストショットになると誰もが了解できるほどの強度がある。
一応ファース…