今宵かぎりは…に投稿された感想・評価 - 5ページ目

『今宵かぎりは…』に投稿された感想・評価

[貴族による召使的行為と召使による貴族的行為] 80点

ダニエル・シュミット長編デビュー作。貴族と召使の主従関係が一日だけ入れ替わる聖ネポムーク祭の夜を描く。血圧低そうな青い光に包まれた画面で、顔…

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リコ

リコの感想・評価

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人物がみんなマネキンみたいで夢に出てきそう。
召し使いたちをテーブルに着かせて、主人たちがろうそくや皿を並べるシーン、動作がいつも3拍子になってるのに気がついた。

ダニエル・シュミットが長編デビュー作として撮った傑作。

主従が入れ替わってるって設定はよくわからなかったが、暗い部屋で撮られた神秘的で超現実性も感じられるシーンの数々は見事と言わざるを得ない。

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ダニエル・シュミット長編初監督作品。
年に一度のネポムークの祭りの日、ある城で主人と召し使いの立場が入れ替わり、宴が行われるが・・・という話。

同監督作品の『ラ・パロマ』の冒頭が延々と続く感じ。た…

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年に一度行われる主人と召使が立場入れ替わる召使のための宴会って話なんだけどちょっとおかしい耽美的な異空間、青白い感じの映像美はこの時から出来上がってる この後大傑作「ラ・パロマ」へと繋がっていくのか
『ラ・パロマ』の冒頭20分が永遠に続く感じ。どこか一点を見つめる人の顔!!イングリット・カーフェンが歌うとこ大好き。これがあるからこその『ラ・パロマ』なのか。
あの世の宴、カーフェンさんのボヴァリー夫人、美しいベルタの光、我々は階級も歴史も拒否する、オープニングの曲が好きすぎる
イシ

イシの感想・評価

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映!像!美! Fooo!
長!回!し! Start!
青!白!い! WHY?!

シュミットにもこういう時期あったんだなって思った。
ラ・パロマもそうだが、毒とイングリット・カーフェンの時点で満点。ペーター・カーンとの組み合わせも嬉しいし何の文句もある訳ない。
舞台となる屋敷を捉えた最初の全景ショットから何だかおかしく、続く室内のシーンでは意思を持たないゾンビの様な人間達が他の者を全く気にすることなくすれ違い徘徊している。訳が分からないがもう1度見たくなる。

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