鍋レモン

インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説の鍋レモンのレビュー・感想・評価

3.7
⚪概要とあらすじ
スティーブン・スピルバーグ監督、ジョージ・ルーカス原案&製作総指揮、ハリソン・フォード主演によるアドベンチャー映画の金字塔「インディ・ジョーンズ」のシリーズ第2作。前作より1年前の1935年。

上海のナイトクラブでマフィアとトラブルになったインディは、クラブの歌姫ウィリーと現地の少年ショーティを連れて逃亡するが、飛行機が墜落しインドの山奥に不時着してしまう。寂れた村に辿り着いた彼らは、この村の子どもたちが邪教集団にさらわれ、村の秘宝「サンカラストーン」も奪われたことを知る。奪還を依頼されたインディたちは、邪教集団の根城であるパンコット宮殿へと向かう。

⚪キャッチコピーとセリフ
“84今夏スティーブン・スピルバーグの<インディ★ジョーンズ>に会える!”

「蛇のびっくり料理だ」


⚪感想
インディージョーンズ2作目。

2作目だけど1作目の前日譚らしい。

未鑑賞かと思いきや儀式のシーンからめちゃくちゃ見覚えあった。トロッコとか吊り橋も。

ヒロインじゃじゃ馬で苦手なタイプだけど完全巻き込まれで散々な目にあってるからなんか同情してしまった。最早可愛い。

インディージョーンズは子供相手にポーカーでキレても、罠を発動させてしまったことに対しては、もうしょうがないみたいな感じでキレないのがなんか好き。
洗脳されたインディの謎の凛々しい顔がじわじわくる。

今作で魅力的なのはキー・ホイ・クァンが演じたショート。
インディの相棒のような立ち位置。
度々ミスをしでかすけどいざと言う時には勇気のある少年。インディとショートが抱き合うシーンは結構感動した。良い笑顔。

前作よりも一つ一つの演出にインパクトがあって個人的にめちゃくちゃ面白かった。



⚪以下ネタバレ



回転テーブルで取り引き、ガラスを突き破りジャッキーチェン如く落ちる、クラブ オビ=ワン、操縦席が空、ボートで着陸、癖強料理(蛇のお腹から生き物、カブトムシ、目玉入りスープ、冷えた猿の脳ミソ)、ウィリーとの抱く抱かないの駆け引き、胸押したら秘密の扉、おみくじクッキーかと思いきや虫、横と上から壁が迫るスイッチ、心臓もぎとり、マグマ溜りに生贄落とす、子供の労働、藁人形、吊橋など。

悪魔の血と洗脳が結構好き。火で解けるの簡単すぎ。

⚪以下ストーリー(Wikipediaから引用)
1935年、考古学者インディ(ハリソン・フォード)は上海の満洲系ギャングとの取引でだまされてトラブルに陥る。その場に居合わせた歌手ウィリー(ケイト・キャプショー)、相棒の少年ショート・ラウンド(キー・ホイ・クァン)と共に飛行機で追っ手から逃れるが、その飛行機はギャング関連会社が所有するものだった。策略により飛行士たちが脱出し、燃料を排出された飛行機はインディたちを残して墜落させられ、ゴムボートで辛くも脱出した彼らはインドへとたどり着く。

インディたちが川岸で偶然出会った老人に小さな村へ案内されると、そこは井戸が干上がり食べるものもままならない状態で、奇妙なことに子供が一人もいなかった。

村にはシヴァ・リンガと呼ばれる秘石が祭られていたが、邪教集団に奪われ、村の子供も連れ去られたという。 老人から「救世主」だと言われたインディたちは、サンカラ・ストーン(シヴァ・リンガ)と子供たちを取り戻すため、邪教集団の根拠地だという、かつてマハラジャが支配していたパンコット宮殿へと向かう。

無人の筈のパンコット宮殿には新しいマハラジャであるザリム・シンが即位しており、表向きには煌びやかに見え、インディたちは歓待される。しかしその夜、インディが隠し通路を見つけ、宮殿の地下に潜入すると、そこでは邪教の密儀が行われていた。邪神カーリーを祭祀する司祭モラ・ラムは、呪文を用いて人間の心臓を抉り出したり、「悪魔の血」を使って人々を洗脳し、邪神像に生贄を捧げていた。モラ・ラムは、村の子供たちを奴隷として利用して、地下に隠された残り2つの『サンカラストーン』を探し、同時に資金源となる宝石を採掘していたのだ。

その後、悪魔の血によって洗脳されたインディだったが、ショート少年の機転で体を松明で炙られて正気を取り戻し、生贄にされかけたウィリーを助け、3個のサンカラストーンを奪い返す。次いで地下の子供たちを解放するが、インディはザリム・シンが操る呪いの人形により身体の自由を奪われて、絶体絶命のピンチに陥ってしまう。ショートは人形を奪い、インディと同様にザリム・シンを松明で炙って正気を取り戻させる。危機を脱したインディは、敵を打ち倒してトロッコに乗り込む。

疾走するトロッコで敵から逃れて脱出したインディらは、モラ・ラムの作戦で壊された貯水タンクから押し寄せる水流に追われるが、辛くも地上へと戻る。しかし、司祭モラ・ラムと信者たちによって吊り橋に追い込まれる。インディは吊り橋の縄を剣で切断して、宙吊りになりながらモラ・ラムとの懸命な戦いを繰り広げる。モラ・ラムはインディの心臓を刳り抜こうとするが、インディが悪しき魂を焼き尽くすシヴァへの祈りを唱えるとサンカラストーンは炎に包まれる。なおもサンカラストーンに執着したモラ・ラムはその1つを手に取るが熱さに耐えきれず手を放してしまい、崖下へ落下してワニの餌食となるのであった。炎に包まれたサンカラストーンは村の秘石であったため、モラ・ラムと共に崖下に落下する直前にインディがキャッチするが、悪しき魂の持ち主では無かった為か不思議と燃え盛る炎は瞬時に収まり、そのままインディによって回収された。

その直後にザリム・シンと軍隊が応援に駆け付け、残党の信者たちを銃撃して鎮圧。子供たちを解放し、村の秘宝サンカラストーンを取り戻したインディ達は、村に戻り「救世主」として大歓迎を受ける。

⚪鑑賞
金曜ロードショーで鑑賞。
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