ゆかちん

インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説のゆかちんのレビュー・感想・評価

2.7
これがこないだアカデミー賞とかそういう場で話題になってたキー・ホイ・クァンが子役の時の作品か〜!
かわいいし、確かに面影ある笑。


1935年の物語ということで、時系列は一作目よりも前に起きたてことのようで。

冒頭から大騒ぎのアクションシークエンス。
インディ、上海のギャングと取引て、考古学者がやることかね笑。
即効で仲間殺されてたし。
その後、ドタバタしながら逃亡。
そこにアジア系の子供ショートが相棒という前作とは違うテイストが入る。
飛行機が墜落するーからの脱出って流れ面白かった。
あんなんで助かるんかねw

そこからインドのとある村へ流れ着く。
村人からの依頼により、彼らの村から子供を奪ったインドの邪教教団を止めろって話。
インドの邪教教団の本拠地、パンコット宮殿でのあれこれ。

てか、マハラジャの晩餐での料理のやつはゲゲってなった。
内容がゲゲっていうのは勿論やけど、偏見ヤバない?
観る人に、この団体の不気味さやインパクトを与えたい娯楽要素のつもりなんやろけど、インドの人たちはああいうの食べるんか?
前作もやけど、偏見というか野蛮さというのか低俗というのか、リスペクトが無いというか。
「こういう未開の地で架空のこんなのがあれば…」というイマジネーションを膨らませてるのは凄いクリエイティブなことだとは思うんだけど、実際にある国に当てて作るのならそれなりにリアリティつけるか、架空の国じゃないとな〜て思ってしまう。偏見を産むよね。まあ、それが未だにあるのがハリウッド映画に出てくる日本でもあるけどw

もちろん、アドベンチャーものとしては、こういうのがありそうとか、あれば冒険になるとか、色々空想して創り上げるのだから、それはそれで凄いことなんやけど、実在の国を充てるとなると、違和感が…。。

当時の感覚なんやなぁというのがしみじみ思った。

ただ、これは2023年に大人の私が観た感想だからであって、これを当時の人たちのように見てたら、そんなこと思わず面白かったんやろな〜とも笑。

地下へ行くまでの危険なトラップの数々。
またまた大量のアレコレが気持ち悪いやつ。
ひいー!

儀式で心臓取り出すのびっくり。
取り出してもまだ生きてるのもびっくり。

インディが洗脳されるのもびっくり。
ショートが機転効かせて活躍しててよかった。
マハラジャくんは演技なんか下手やったけど、可愛い顔してはったな。

あと、今回のヒロイン、ワーキャー騒がしいし無駄に滑稽なお色気出してくるし、マリオンと違って昔のヒロイン感あるな〜て思ってたけど、よう考えたらただの上海の歌手が巻き添えくらってこんなトンデモナイ目に遭わされてるんやもんな。こうなるのも仕方ない、いや、むしろ頑張ってる方やな、素人やのに凄いわ…て思えた笑笑。
華やかな人やったしね。

でも、上海の歌手なのに白人女性なんやね、なんであそこに辿り着いたのだろう。
あと、アジア系女優にしなかったんやな〜とも。

インディのムチ捌きゴイゴイスー。
あと、やっぱブラッドリー・クーパーとレイフ・ファインズ足して2で割った感じする。
今作は、なんか色気あるインディでした。


最後のトロッコはテンション上がった!
トロッコはここで出てくるのか…!と。
ただトロッコで行くのではなく、合間に色々挟まるのも面白い。
ゲームみたい笑。
こういう後世に残るものってやっぱすごいな。

最後はワニワニパニックで勝って、村も救われてめでたしめでたしで良かった。

色んな展開とテンポ感があるのは見やすいね。
今の価値観で観ると気になるところはあれど、アドベンチャー映画の礎の一つなんだな〜というのを感じられた。
ゆかちん

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