タチユロ氏

インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説のタチユロ氏のレビュー・感想・評価

5.0
一番ワクワクするのはシリーズでもこの1本
トロッコでのチェイス、グラグラの吊り橋…少年時代、無条件にワクワクした冒険の匂いがたっぷり詰まっている!

舞台は前作『レイダース』の1年前。上海でのゴタつきの末、飛行機ごとインド奥地に不時着(墜落)したインディたち。そこでたどり着いた村では神秘の石サンカラストーンと子供たちの集団誘拐が起きていた。
それを取り戻すためにインディたちはその地にある宮殿を訪れるが、そこは邪教集団の巣窟だった…

イメージのインパクトという点では、スピルバーグ作品でも『プライベート・ライアン』の次くらいになるんじゃないか?
言っちゃえば、そのくらいグロい!
心臓抜きのシーンやら、猿のアレのシャーベットやら、一度見たら忘れられないイメージの連続。ただ子供がギリ見れるくらいの塩梅のグロさになっているあたりもスピルバーグのズルいところ。

ただ作品全体としてはシリーズ中、最もファミリー向けになっているとも思う。インディ、ショートラウンド、ウィリーの三人組の掛け合いはドタバタすぎて笑ってしまう。

そしてファミリー映画らしさを特に強めてるのは、インディの相棒である中国系の少年のショートラウンドだと思う。子供の頃はインディにも憧れたけど、ショートラウンドにも憧れたな〜
そんな少年が数十年経ってアカデミー賞を獲るような俳優になるんだから、人生わからないもんだよね
タチユロ氏

タチユロ氏