午前十時の映画祭14で。
この手の映画の感想は「面白かった」で良いんだとは思うし、前作以上にぶっ飛んだ展開を一気に駆け抜けるスピルバーグたちの手技はやはり凄い。
ただ、やはり今の視点でも観ちゃうので
「未開の地の宗教対立を白人が武力で解決」
みたいに見えちゃうのは、今の価値観でジャッジすべきでないと思いつつも気にはなる。
ここから遥か未来でキー・ホイ・クァンが様々な思いを乗り越えて再評価されるところまで知ってる僕らは、そうしてアカデミー賞の授賞式なんかの無邪気な共演者とのセルフィーで見せる彼の笑顔が、この頃から全く変わっていない事に涙が出る。
だいぶオジサンにはなったけど、やはりキー・ホイ・クァンの笑顔をこれからも見たいと思う。