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王子と踊り子のmiiのレビュー・感想・評価

王子と踊り子(1957年製作の映画)
3.6
「マリリンと7日間の恋」の中でのお話の舞台となった「王子と踊り子」を鑑賞。
これはカラーでマリリン・モンローを拝めます♡

カルパチア国チャールズ大公殿下に招かれた
ココナッツガールの踊子エルシー。
下心あり?でウォッカを飲まされて酔っ払ったマリリンが可愛らしく もちろん美しくもあり。

随分ぱつぱつのドレスを着ているのだけど
セクシーシンボルとして 敢えて着させられているのだろうなぁ。

この時ってやはり妊娠していたのかな?って思えてしまうくらい
お腹がふっくらしてるように見えるのです。
(「マリリンと7日間の恋」では それが判明したシーンもあります)

訛りのある一介の踊り子から
ジョージ国王の戴冠式に参列するまでになるのは
彼女の臆する事なく 人に自然体で接する姿勢によるものでもあり
紋章までぽんぽん貰えちゃうのも そのご褒美だとも思えます。
エルシー 素敵な女性でした!

ローレンス・オリヴィエとケネス・ブラナーは 同じ「ハムレット」で主演&監督を務めていて
今作のローレンス・オリヴィエの役を後に「マリリンと7日間の恋」でケネス・ブラナーが演じている事に
オリヴィエに対するリスペクトと洒落の気持ちも伺える。

オリヴィエは遅刻癖のひどいマリリンに 苛立ちながらこれを演じていたのかなぁ?と憶測しながら鑑賞するのも
なかなか面白かったです。
彼女が彼の上になり歌うシーンでは
今までのイライラも吹っ飛んだのではないかしら?
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