ジョニー

ワン・プラス・ワンのジョニーのレビュー・感想・評価

ワン・プラス・ワン(1968年製作の映画)
3.1
今さらなぜこの作品にスポットが?と思ったら、チャーリー・ワッツの追悼なんですね。ドキュメンタリーと言えど、相当異色です。当時の時代背景を、落書きや謎のインタビューと言った独特な表現で映し出し、ストーンズの一貫した一つの曲の曲作り風景とからめる。もはやストーンズフアンしか見ない作品でしょうが、フアンであってもかなり難解かと思います。でも、どこか芸術的で、何だか心に残りますね。

結局、"ゴダールがストーンズを撮った"この事実だけが、センセーショナルな作品です。B・ジョーンズは、この後亡くなってしまうんですかね?この頃、既に主導権はミック・ジャガーなんだなと言うのが興味深いです。ちなみに「Sympathy for the devil 」は、個人的にストーンズで一番好きな曲です。