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ものすごくうるさくて、ありえないほど近いのfmkのレビュー・感想・評価

3.3
9.11で亡くなった父親の死がトラウマになっているアスペルガーの息子が、父親が遺した手がかりを元に探検するという物語です。
実話ではなく、小説を元に映画化されたものです。

全体的なストーリーは良かったです。残された息子と、その母親の苦悩とか、祖父母との交流、探検する中で出会う人々の優しさに触れるいい話でした。
最後に「そうだったんだ!」と驚かされる展開もあり、親子愛に感動して涙しました。

ただ個人的には、なんか全体的に分かりにくいことが多かったり、すっきりしないまま話が進んでいくことが多々ありました。(第6区って何?結局タイトルの意味は? などなど…)
あと、小説にしては、手がかりである「鍵」に隠された結末のインパクトが薄いのもちょっと残念。

期待せずに観るのが吉。
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