カチューシャ

ものすごくうるさくて、ありえないほど近いのカチューシャのレビュー・感想・評価

5.0
泣いたなぁ。折々でほろほろ泣いた。オスカーもお母さんの気持ちが、良いところも良くないところも感情移入できちゃってダメだった(つまり良かった)。

仲良しの友達がパパを癌で早くに亡くしてて、彼自身が大変賢い人で、勝手に重なる部分を感じちゃってたな。死別が早くて、亡父のことを考えるのがもっと大人になってからだったから、ママとの感情の衝突はああまでなかったみたいだけれど、年頃次第でああもなるよなと思いを馳せた。勝手に。

あの後の戦争に親戚が行って心を病んで帰って来たから、名作の噂を聞きつつもずっと避けていた映画だった。でも見て良かった。ただの心温まるストーリーじゃない感じが好きでした。