この映画を観るのは2回目、、、ということに1時間くらい経ってから気がついた。
お父さんが9.11で亡くなるという設定に、もう涙が出るのだけども、最後に展開される母や人々の溢れる愛情にまた涙する。
オスカーくんは、不器用だから父を亡くした悲しみ、自分への怒りを、動くことによって表現したけど、多くの人々も同じように心の中で大きく叫んでいるのではないか。
少なくとも自分の父が亡くなった時はそうだったかもしれない。むしろ、本当の感情を避けて平静を装って、ちゃんと向き合わないまま今に至っているかもしれない。
そういった自分に向き合わせてくれた作品。
9.11の貿易センタービル崩壊に関係するシーンを観ると、未だに胸がいっぱいになる。