岩

ものすごくうるさくて、ありえないほど近いの岩のネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

悲しくて切なくて苦しい。でも心温まる、優しさに触れる映画。
9.11で父親を亡くしたオスカーが父親の死を乗り越えようともがく。
9.11なんだけどそこのシーンは一切なくて(テレビ映像はある)、なくても誰しもが想像できるすごく強烈なテロ事件だったんだよなと改めて感じた。




内容記録
オスカーの父親はオスカーのことをすごく理解していて、遊びとかなんでも寄り添ってくれる。
オスカーは父親とよく調査をしていた。

オスカーが父親の部屋に入ったとき、blackと書かれた封筒に入った鍵を見つけた。これは父親が残したものと思い、この鍵穴を探すことを決める。たくさんのblackさんに会った。
たくさん探して、アビーブラックの夫の父親の遺品だった。父親に何か近づけると思って探していたけど、そうではなかったことを知る。鍵をアビーに渡す。

父親から留守電が6回残っていた。6回目の電話が鳴っているとき、オスカーはちょうど家に帰ってきた。怖くてでなくて留守電になったとき、are you there?って何回も父親は言った。誰かいるの?じゃなくてオスカーに問いかけているように。それにオスカーは幼心に気づいていて、でられなかった自分をずっと責めていた。
母親はオスカーが何をしていたのか全部わかっていて、待っていた。母親が全部わかっていたよってオスカーに言ってから、お父さんはあんなだったねって思い出話ができてよかった。少しだけ傷が癒えたのかなって。
岩