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ものすごくうるさくて、ありえないほど近いのfilmloverのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

9.11で父を亡くした、息子が父を追い求め/乗り越える物語。

息子を対等に扱い、親しまれていた父が、9.11で亡くなってしまう。
父は死の直前まで自宅に電話をし、留守電を残し続けた。息子は最後の1コールの時に、受話器の前で電話を取れずにいた。怖さに勝てなかったことで、後悔をし、その反動で母親とも距離をおいてしまう。
そんな中、息子は、ふとしたタイミングで、父が残した鍵を見つける。
この鍵の中身に何かあるかと思い、ブラックというキーワードを基に、ニューヨーク中のブラックに会いにいく。最終的には、その鍵は他人のためであったものの、探す過程であった、ブラックさん達の人間味に触れ、彼は成長するとともに、母親が息子にバレないように見守り続ける姿に感動。

家族愛が伝わる映画。涙なしでは見れない。
最後におじいちゃんも大好きです。
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