ストーリーが、9・11だけで絞られていないのが良かった
あの“最悪の日”に父を失い、自分も見失い、勇気もないのに口先だけがものすごく悪く、けれど自分だけに向けられた父の最後の声を誰にも話さず、1人で抱えた気持ちを解決しようと奮闘していたシーンは、涙が出た
あの出来事は、私には計り知れず、被災者個々の思いは対岸の火事である国の誰にも理解できないと思う。口のきけないグランパのように、陰で見守っていたママのように、それそれが寄り添い合う優しいストーリーでした
ちょっと第6区の話は難しかったから、もう一回観たらわかるかな