12月30日

ものすごくうるさくて、ありえないほど近いの12月30日のレビュー・感想・評価

3.9
9.11.のテロで大好きだった父を亡くす。大きな悲しみの中、父のクローゼットから1本の鍵を見つける。父の残したメッセージがそこにあると信じて、ニューヨークの街を探し歩く。

大切な人を亡くし、死をどうやって受け入れるのか、見ていて苦しい。
老人と筆談でやり取りするシーンはとても味がある。老人のメモ帳とあの字体、話さなくとも人柄が伝わってきます。
終盤のジワジワと核心に迫っていく雰囲気、留守電を再生するシーンなど、見入っていました。
周囲の人の優しさ、子どもを信じて見守る母の愛、泣けました。
いい映画でした。
12月30日

12月30日