SetoKC

ものすごくうるさくて、ありえないほど近いのSetoKCのネタバレレビュー・内容・結末

4.4

このレビューはネタバレを含みます

とてもよかった
とにかく見ていて心が締め付けられた
母に父からの留守電を黙っていること、鍵穴を探すに当たって様々な人たちと出会っていくにつれて父が遠くにいってしまうような気持ちになることなどを主人公が心の奥底に閉じ込めているのを見ていてひたすら辛くなりました
中盤の間借り人に今まで受けて側だった主人公が黙っていたことを話す場面は押し殺してた分もありとても涙腺にくるシーンだった
誰にも言ってない6回目の留守電のシーンもかなり涙腺にきました
終わり方が何よりとてもよかった
鍵の真相は父と関係ないことを知ってガッカリするが実は母も主人公が危ない目に合わないように先回りしてたことを知って少し前まで険悪な空気感だったのが一気に緩和されたり、今まで行った家に手紙を送る
この盛り上げ方がめちゃくちゃよかったです
SetoKC

SetoKC