ケーティー

ものすごくうるさくて、ありえないほど近いのケーティーのレビュー・感想・評価

-
少年が鍵の正体を見つけるために、様々な人に会いに行くという設定は面白い。

しかし、母のネタばらしやラストのブランコでの発見など、どこかとってつけたようなオチだという印象を受ける。早い話が雑なのである。

これだけ面白い設定に、いかに前のことと絡ませながら、うまいオチをつくるか。これは難しいが、それが出来れば名作になれる作品だけにどこか惜しい感じがする。今もどういう終わり方にすればよくなるか。浮かばないのにこんな感想も無責任だと思い、いつも必死に考えている。