bekkouame

ものすごくうるさくて、ありえないほど近いのbekkouameのレビュー・感想・評価

3.6
9.11を題材にした映画。
こういうのは自分が経験がないのと、舞台が日本でないことから少し距離感があり、感情移入しにくい部分があった。
でも、少年と父の記憶にまつわるシーン、おじいちゃんとの絡み、母と想い出を共有するシーンなどは、切なくも暖かみがあり、感動した。

好奇心と行動力があるのに臆病は少年に愛着が湧いた。タンバリン鳴らしながら歩くのが可愛かった。小さい少年にとって、手がかりのないモノを探す冒険は、例え小さな範囲だとしても大きな冒険やなとは思った。
そのあたりには少し共感が得られた。

2015.9.8
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