この映画が公開された1989年頃の奥田瑛二と言えば「男女7人夏物語」や「金曜日の妻たちへⅢ」で「女泣かせの色男役といえば奥田瑛二!」のイメージしかなかったけど、時代劇もしてたのか。1980年代色男役の奥田瑛二はまるで本物のようになじんでいたけれど、この映画の奥田瑛二はなさけない八の字眉毛とセリフ棒読みで、思ってたのとちがうかった。上手な人だからわざとなんだろうけれど。茶道を習っているので、この映画は参考のために観た。色んな俳優がお点前をしてたけれど、個人的には加藤剛のお点前がいちばん良かった。顔は洋風なのになぁ。