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この空の花 長岡花火物語のAkaのレビュー・感想・評価

この空の花 長岡花火物語(2012年製作の映画)
4.0
これ見て、花火ってやっぱり素敵だなーとか、戦争はやっぱりいけないとか、そーんな所で思考停止していたらこの映画を観た意味がないね。かつてたくさんの人が殺されたこと、亡くなったこと、その場にいた人はそのことをどのように自分の中で消化してきたのかをこんな風に教えてもらって知ったあと、じゃあ自分はどう生きるかと考えて行動に移していくことが大事。生きながら自分の中で咀嚼していくことが大事。私が自分に向き合えた時、それは「このままでいたら生きていけない」と悟った時だったけれど、それはごくごく個人的な問題だった。もっと全体的な視野、日本人として、この地球に生きる人間のうちの1人として、どう生きていくかを最近やっと考えられるようになったけど、うーん、よくよく考えるときが来たのだと思った。

さて、みんな早口。囁かに文章語で喋る。重要語はテロップ。なんか新しい感じが面白い。惹き込まれる。監督の伝えたいままに伝わった気がするよ。
いつか山下清の長岡の花火を、ぜひ近くで見たいなぁ。感動しました。
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