永遠の人の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『永遠の人』に投稿された感想・評価

BS松竹東急の『よる8銀座シネマSP』(「BS松竹東急 開局2周年記念 生誕100年 高峰秀子特集」)で鑑賞。

阿蘇山麓の村娘さだ子(高峰秀子)の、自分を強姦し、恋人 隆(佐田啓二)との仲を引き裂…

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幸いなことに今では死語となった「女を手籠めにする」という話。今観るなら「歴史の勉強」的な感じ。
まあそれが原因で自らが苦しむという内容なので、救いが無いという訳ではないのだけど、やっぱり観ていて辟易…

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n

nの感想・評価

3.9

くそ怠タイパ映画

メインの登場人物みんな他責思考者でだるすぎた。覚悟がねえ。
自分で決めたことなら、腹括れ。うじうじ言うな、するな。「血」のせいにするな。

とまあくそ怠なんだけど、画面構成、音楽…

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フラメンコでつなぐ五部作なんて、やはり木下監督は
チャレンジャー。不愉快なほどの怨念の連鎖。
強い、強すぎるヒロイン。そしてあっけないラスト。
いや唖然とするラスト、鮮やか。
えりみ

えりみの感想・評価

4.3

BS録画
高峰秀子生誕100年生プロジェクト🎊
1961年の松竹映画
白黒映画
動く高峰秀子は『山河あり』に続いて2本め
こっちの高峰秀子の方が良かった👏
雄大な阿蘇山をバックに
満洲国が出来た昭和…

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憎悪にはじまり、憎悪に終わるある夫婦の一代記。阿蘇の雄大な自然に映える小さな人々の業深さ。高峰秀子と仲代達矢のノーガードの打ち合いが耳に心地よく、章立てで反復していく同ポジの構図と構成など、見事とい…

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hikumahika

hikumahikaの感想・評価

4.0



【フラメンコ💃のBGMに乗せて繰り広げられる憎憎劇】

愛もあるが、作品を通して見せつけられるのはさだ子(高峰秀子)の夫・平兵衛(仲代達矢)と長男・栄一(田村正和)への憎しみ。

いちばん悪いの…

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maco

macoの感想・評価

-
ううん、苦しい。自分を犯した男に嫁がなくてはいけない時代も最悪だし、苦しい関係を簡単に断ち切れないのも時代だなと思う。これ、家族で苦しんでいる人が見たらもっと苦しい映画なんだろうな。
ムー

ムーの感想・評価

3.8

想い人との間を裂かれたさだ子の、30年に及ぶ怨み節
一組の夫婦の愛憎劇は、息子娘をはじめ、元恋人の妻やその子どもまで巻き込んでドロドロと渦を成していく

30年という時間の流れを、演技とメイクのみで…

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何十年も囚われていた苦しみにはどうやって折り合いをつけたらいいのだろう。
許す許さないというのは誰のためになされる行為なのだろう。
許すことが救いならば許さないこともまた救いになりはしないか。

そ…

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