木下惠介は凄い監督です。もっと評価されてしかるべき。
斬新なフラメンコ音楽の使い方、モノクロにピッタリの阿蘇の日本家屋、高峰秀子が着物で走る姿。
誰かも言われてましたが、不幸な『喜びも悲しみも幾歳…
昭和7年の九州阿蘇。地主・小清水の小作人の娘・さだ子には隆という恋人がいた。地主の息子・平兵衛はある日、片足を負傷して戦地から復員する。さだ子は平兵衛に犯され入水自殺を企てるが助けられる。12年の歳…
>>続きを読む許しを請うべきはレイプ犯のお前だよ!というコメントが真っ先に出てきてしまうし、普通に内容が最悪すぎる映画だった。でも、熊本のなだらかな山々をバックにした素晴らしい田園ショットたちと秀逸な会話劇と高峰…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
阿蘇山の内輪地区に棲む庄屋のドラ息子と、小作の娘が不遇に結ばれ、不遇な夫婦生活を送る、不幸な『喜びと悲しみも幾年月』。
アカデミー外国語映画賞の候補作。
以下は物語の骨格。
映画は昭和7年から…
昨日見た「女の園」もそうだけど、木下恵介の映画って意地悪な人がとことん意地悪なこと言うのが度々あってわりと削られる。日曜夜に見るのは向いてない。面白かったけど。阿蘇の景色や一本道を縦に置いたり横に置…
>>続きを読むお母さんがお父さんを許さない限り、僕もお母さんを許しません。
永遠の人とは、永遠を誓う恋人か、それとも憎しみで繋がれた夫婦か。ラテンのリズムと共に飛び出す深緑の大地に、轟音をたてて煮えたぎるのはマ…
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