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今日に生きるのseapony3000のレビュー・感想・評価

今日に生きる(1959年製作の映画)
5.0
宇山(どこ?)の鉱山にふらり現れる裕次郎。三角マーク二谷組の飯場で鉱夫たちと乱闘、宍戸錠とはダンプでやり合う。冒頭から男臭さ充満。町には娯楽ビルの宇山センターでダンプ野郎の武藤さんが袋叩きに。武藤さんがまたすごくいい。裕次郎のカメラ目線のアップやら、鉱山でのバイオレンスさまざま、地獄のセメント山での発破越しの泥んこ殴り合い、決別した母・高野由美のボサボサ白髪の謎シーン、姫田撮影が輝きまくる。二谷が仕返ししに石積んだロープウェイに飛び乗る場面とか、ロマンポルノ作品で何度もみる姫田のロープウェイ使い。洗濯板ゴシゴシしながら裕次郎のやけにムーディな「待ちぼうけ」。裕次郎の子ども時代やってるフルハム三浦和義可愛い。二谷と南田洋子の息子はさらに可愛い江木俊夫。こんなちっちゃいのにほんと上手いねつかほんと可愛いね江木俊夫。金子信雄の土建屋に寝返る宍戸錠と深江さんのそれぞれの着こなしさすが。南田洋子も北原三枝もでてるけど、完全なる男の世界。
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