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フィフス・エレメントのpenのレビュー・感想・評価

フィフス・エレメント(1997年製作の映画)
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久しぶりに観た。登場人物たちが身につけた個性的な衣装や、空飛ぶ車が行き交う街なかの喧騒が懐かしい。作中のごった煮な雰囲気が好きだったなと振り返りつつ楽しんだ。
この頃のブルース・ウィリス、ミラ・ジョヴォヴィッチ、ゲイリー・オールドマンは揃ってエネルギッシュ。クリス・タッカーはラッシュアワーとこれのイメージがやはり強い。

クライマックスから終盤にかけての展開やラストの締めは今観ると当時だから出来た収め方かも……と最初は思ったが、当時もあんまりだった気がする。あの頃より一層「その着地のさせ方はどうなんだろう」という気持ちは強くなった、といったほうが正しいか。それとも着地に至るまでの過程がドタバタに尺を取られて薄くなっているともいえるか。この作品の系譜はヴァレリアンまで一旦ストップする。
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