まつむらはるか

フィフス・エレメントのまつむらはるかのレビュー・感想・評価

フィフス・エレメント(1997年製作の映画)
3.9
サイケでポップなSF。
空から降ってくる系ヒロインのオレンジ髪ミラ・ジョボビッチと、巻き込まれたタクシー運転手おじさんが実はめちゃ強だったー!なブルースウィリスのアクションコメディ。(ステイサムと同一人物だと思ってたすみません)

というかこれを作りたくてあのレオンを製作したという噂の作品だったのか!

ストーリーは王道という感じだけど、世界観はローブをまとった神父に遺跡などの古代感や岩みたいな怪物と、サイケでツルテカした素材の奇抜な格好とか、当時の考える未来感が混ざっていて、スターウォーズっぽさもありつつ、もっと混沌としている。

ミラ・ジョボビッチが作中で話す古代語は監督が言葉を作っていたらしく、実際に2人で古代語で会話もできたとかいうのを知って胸アツ!

個人的に大好きなセガのゲームソフト『スペースチャンネル5(1999)』(ピンク髮のテレビリポーターが、突如現れた人類を踊らせる宇宙人と踊って戦うリズムゲーム)が今作にがっつり影響を受けていることがよくわかって大収穫。ということで今作と似たような世界観のやつあったら教えてください!