青二歳

劇場版 Di Gi Charat 星の旅の青二歳のレビュー・感想・評価

劇場版 Di Gi Charat 星の旅(2001年製作の映画)
3.4
実はこういう絵柄苦手。散々っぱらアニメレビューしておいてなんですが、いわゆる萌え絵が得手ではない…髪型以外でキャラの区別がつかない…
だけど食わず嫌いはいかんと色々観てみる。これは中々のイカれた躁アニメで良かった…(๑¯ω¯๑)
意味は分からないし、内輪感もすごいし、正直良作というのではないだろうけど、なんか躁アニメって嫌いになれない。愛すべき不動の躁アニメ“ハム太郎”に並ぶ総登場人物すべてハイテンションというのが良い。

ブロッコリーという企業のマスコットキャラクターで、それがメディアミックスで展開し、人気を博したもの。今作はそのアニメーション化。
実は見る前からキャラの存在は知ってはいた。“データベース消費論”で出てきた萌えキャラで、初音ミクなどと同じく「物語性を持たずに登場しながら愛される(消費される)キャラクター」の代表例として扱われていた。アホ毛、猫耳、鈴、メイド服、語尾が「にょ」…記号だけで構成されるキャラクターが、消費が進むにつれて漫画化アニメ化を果たし、物語性を付与されたという事だった。
古くからの“サンリオ”商売ってデータベース消費に基づく気がするし、90年代後半のオタク文化論に限った話じゃないと思うんだけど…どうなんでしょうか。
学生の頃読んだからもうあやふやですが…

デジ子のご実家に何故かクイーンのフレディ像があって超羨ましい。あれウチにも置きたい。
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