じぇんぬ

フックのじぇんぬのレビュー・感想・評価

フック(1991年製作の映画)
3.7
【おとなになったピーターパン🧚🏻‍♀️】

みんな大好きロビン・ウィリアムズの作品だよ~~~~~~~


【軽いあらすじ】
ネバーランドを後にしたピーターパンが人間界で大人になり、子供心を忘れてしまう。
そんな中、宿敵フック船長はピーターの子供をさらいネバーランドへ逃げてしまう。

とても豪華!!!2時間30分ずっと可愛くてファンシーで煌びやか。
目が喜んでたよ~~得にフックの部屋ね。

お話もおとぎ話と現実を掛け合わせているみたいで割と大人も見やすい。
というか大人に見て欲しい。

【こども心って?】
いつしか空想を忘れて現実しか見れなくなった人。他人を平気で蹴落とすようになった人。
転ぶことを恐れてチャレンジしなくなった人。嫌っていた大人に近づいた人。

作品を通して、あ~~もうそんなことしなくなったなって子供じゃない自分に気が付いた。

空想のごはん食べてるシーンよかったな…


【フックとピーターの関係性】
フックが宿敵ピーターパンを見つけた瞬間の目の輝きがいい。

大人は新しい経験が少なくなるから、人生には目標がないとね。

気が付いたこととしては、善と悪は一緒でないと存在意義が確立しないということ。
ヒーローはヴィランがいないと善になれないっていう皮肉がいい。その逆もね。

そして一方的にフックが負けるラストは悔しい。
善も悪も互いに正義があって戦っているんだし、子供たちだって盗みを働くじゃないか…
だから一概にフックが嫌いになれなかった。
じぇんぬ

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