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フックのkarmapoliceのレビュー・感想・評価

フック(1991年製作の映画)
3.0
Hook:スティーヴン・スピルバーグ監督、ジム・V・ハート脚本、原案、製作総指揮、マライア・スコッチ・マルモ脚本、ニック・キャッスル原案、J・M・バリー原作、ダスティン・ホフマン、ロビン・ウィリアムズ、ジュリア・ロバーツ、マギー・スミス出演、ジョン・ウィリアムズ音楽、ディーン・カンディ撮影、ILM特殊撮影、1991年作品。

中年おじさんになったピーターパンがフック船長にさらわれた子供たちを救う物語。40歳の弁護士であるピーター・バニング(ピータパン=ロビン・ウィリアムズ)は、アメリカの企業付きの弁護士で猛烈な仕事人間であり、家族を省みずに仕事に熱中するあまり、家族から軽蔑されているという面白味のある設定だ。

少年時代に持っていて忘れていた夢を想い返すメッセージは分かり易く興味深いが、ネバーランドの世界観がかなり子供向けで惜しい気がした。上映時間の大半がこの世界。ファミリーで楽しむとしても子供が中年オジサンの気持ちを想像するか、大人がうまく童心に帰れるか、どちらもあと数歩は届き難い中途半端な印象もある。

あまりの扮装振りにダスティン・ホフマンがフック船長だと気付くのに少し時間が掛った(笑)、ロビン・ウィリアムズとジュリア・ロバーツの若い姿に少し感動させられるも、「フック」と言うタイトルでピーターパンが主役だという点も疑問??軽くキレイにまとまるので、そう悪くも無いものの・・・(笑)
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