似太郎

フックの似太郎のレビュー・感想・評価

フック(1991年製作の映画)
4.0
別に世間で言われるほど酷い映画とは思っていない。スピルバーグらしく無邪気なファンタジー作品。恐らく監督の精神年齢が低いのだろう。

主演のロビン・ウィリアムズとダスティン・ホフマンがとんでもないミスキャスト。これのどこが『ピーターパン』なの?という疑問符が。

あのジュリア・ロバーツがティンカー・ベルを演じるっていうのも何だかねぇ。しかしどこか憎めない純真さがあるのでギリギリセーフだな、及第点。

スピルバーグの中でも取り分けお子様ランチ的な恥ずかしい作品だが、彼の映画的イマジネーションが近年に於いて弱ってきた(?)のを考慮すると、まだこっちの方が観る気にさせる。

最近の『レディ・プレイヤー1』とか『ウエストサイド・ストーリー』とか、作風が陰湿だからなー。😓
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