BennyJoon

フックのBennyJoonのレビュー・感想・評価

フック(1991年製作の映画)
3.5
子供の頃、ワクワクしながら映画館で観たことを思い出しつつ観賞。
子供時代とは全く違うシーンで心が動かされた。
ピーターが、幸せなことを思い浮かべたら、自分の子供を持てたことであったのは感動的。子供時代を礼賛するのではなく、大人になったことが全肯定されているのが良かった。
また、当時はティンカーベルの気持ちなんて少しも分かっていなかった。今回は、彼女の寂しそうな表情が印象に残った。
この作品から、スピルバーグは良き父親への憧れがとても強い人であることがと伝わってきた。仕事人間でもないのにあまり子供に関心がない父親もいるし、私はそんなもんだと思っているけど、彼は理想を強く持ち、映画の中で実現させていたのだと思う。
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