『アジョシ』の子役映画デビュー作。
主人公ジニは、ある日父親に連れられて孤児院へ来る。いつか父親が迎えに来ると信じるジニ…
監督ウニー・ルコントの実体験を元に描かれた作品。実際監督は、韓国からフランスの家庭へと養子に迎えられたらしい。
子役キム・セロンの表情が切なくて胸が苦しくなる。父親を信じて疑わないその気持ちを上手く表現していた。
本当にデビュー作?すごい。
父親役でちらりとソル・ギョング。
子供がメインの作品はとにかく心苦しい…
養子に迎えてもらおうと必死になったり、孤児院を旅立つのを見送るシーンもまたつらい。
ものすごい展開や、大事件があるというわけではないけれど、ただ静かにその様子を描いている。
でもそれがかえって印象的で心に残る作品。