好きなセリフがあります。裁判官が、悪魔の存在や超常現象を否定する検察側の主張はもう充分聞いた。今度はそれらの研究に人生を捧げてきた人達の話を聞く番だと言うところです。
TVの心霊特番などで、しばしば超常現象肯定派と否定派が激論を戦わせますが、肯定派の中には(そりゃちょっとイッちゃってるような輩もいますが)、この裁判官が言うようにそれらの研究に科学、医学、物理学、歴史など様々な角度から真摯に向き合い、人生を捧げている人達がいます。否定派の人達(なんとか教授など)はそんな人達の主張を頭ごなしに否定していますが、ならばその人達は超常現象などこの世に存在しない事を証明できるだけの研究、調査をしているかと言うとさにあらんやというところではないでしょうか。
悪魔は実在するのかしないのか？死後の世界はあるのかないのか？別にそんなのどっちでもいいのですが、命をかけて、人生を捧げて一つの事に懸命に取り組んでいる人達の話には、聞く側も真摯に耳を傾ける必要があるのではないかと思いました。
