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フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラのyaaaのレビュー・感想・評価

4.0
水平線の彼方から、山々の尾根から突然巨大な「なまはげ」の出来損ないみたいな巨大な(おそらく)おっさんが走って迫ってくるというビジュアルだけでもう腹一杯な満足感。
妙に細かいリアル志向な描写が延々続くメーサー殺獣光線車も特撮映画の面白さ体現してる。後処理でない発光の仕方がなんとも病みつきになりそう。
美貌が完璧すぎて少々暑苦しい水野久美さんとラス・タンブリンの大人な関係も匂わすだけだが、かなり気になる。
完全なる悪でない怪獣に悲愁があっても、見るだけで恐ろしいというのはいつの時代に観ても強力。
漁船を操業中に水中にガイラを発見して自ら海に飛び込む沢村いき雄さんのびっくり芝居もなぜか病みつきになりそう。
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