シャーロットずんだ餅

フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラのシャーロットずんだ餅のレビュー・感想・評価

3.7
フランケンシュタインは地底怪獣と大ダコとの戦いでその姿を湖に消した。
その後謎の猿の様な生命体を研究所で育てていたが脱走する。
数年後突如海に謎の怪人が現れ人々を食べるという事件が発生する。怪人は陸に上がってきた為自衛隊が総力で迎え撃ち追い込むも更にもう1匹怪人が現れる。

フランケンシュタインの細胞から誕生した山の怪人サンダとそのサンダの細胞から誕生した海の怪人ガイラの物語。

怪人だからこそ怪獣には出来ない極めて俊敏な動きと戦闘により分かりやすく負傷していく感じが他の怪獣映画と違う感じがあって良い。
前回の続きみたいな感じなんだけど、登場人物は変わっている感じ。
後に対ゴジラ戦でも主力として使われるメーサー車が初登場!激しい戦闘の中でも決してサンダに当たらない様にガイラに集中砲火する操縦士に感嘆!
育ててくれた人を守る為に足を折ってでも助けて、ガイラが人間を食べたら怒るという人間に友好的なサンダと人間は食料であり、自身を攻撃する敵として認識しているガイラという構図。

爆撃による肉片ですら時間が経てば肉体を得て不死身の怪人が生まれるというある意味ゴジラ以上に恐ろしい生命体だな。