Losers28

フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラのLosers28のネタバレレビュー・内容・結末

2.5

このレビューはネタバレを含みます

メーサー車や自衛隊の活躍、伊福部氏の重厚なBGM、精巧に作られたミニチュアの遠慮ない破壊と爆発、これこそ「特撮」だと思います。

1966年の作品のため車や人々の生活や格好なども時代を感じるものがありますね。
これが戦後20年くらいで作られた映画なのかと思うと驚きです。日本の特撮は昭和の昔からある、あらゆるアイディアと知恵の結晶ですね。

ただ肝心のストーリーが、自衛隊の戦闘シーン以外には割とグダグダ感は正直否めないかと…
博士達はさんざん飼育するとか無茶言ってて、自衛隊の人の話をあんまり聞かない。

特にラストで、二体のフランケンシュタインの戦闘が決着ついたかも分からず、海底火山の突然の噴火で有耶無耶に。
病院のシーンで会話の最中に、でかでかと「終」…納得できない…

上記の通り特撮としての良さはあると思う分、勿体無く感じました。
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