明かされる世界の真実が本当に残酷だ。
知らないほうが良かった、記憶を消して元の場所に戻してくれという意見がでるのもしょうがない。
この物語の人間の立場ははっきり言って詰みに等しい。最悪レベルのディストピアが広がる。人間は殺す判断をしているターミネーターの未来のほうがまだマシに見える。
それでも現実と向き合い立ち上がり戦う人々がいる。形勢逆転はあるのか、覚醒するラストの展開を見ても勝てそうに見えない。
圧倒的に不利な状況はまだまだ続きそうだ。
余談だが、この映画の有名シーンで実は完全に銃弾を避けきれていなかったのは個人的に今作唯一の爆笑ポイントだった。