喜連川風連

マトリックスの喜連川風連のレビュー・感想・評価

マトリックス(1999年製作の映画)
4.6
飽きさせない展開、スピーディーなアクション、難解なテーマ・哲学。

ありとあらゆる切り口から楽しめる傑作映画。

いわゆるマトリックス避け、弾丸止め、壁を走る、などは誰しもが真似しただろう。

マフィアのような黒づくめの装いはダークヒーローのようで、振る舞いはヒーローそのもの。

スロー、ストップを多用したカメラワークは「速い」だけがアクションではないことを示してあまりある。

ネオくんがすぐに覚醒するのではなく、1歩1歩階段を登るように、心が変化していく様も見事。

機械が作る、全員が夢を見ている世界は果たして幸せか?

マトリックス世界で、主要人物はみな、サングラスをつけている。
(偽物の世界であることを示しているのか?)

ネオたちがウイルスだとすると、ウイルスは人間や停滞した社会に進化を促すものなのかもしれない。

アルゴリズムvs人間の意思
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