人類VS機械のSFアクション。
普段過ごしている日常が
現実世界かどうかなんて誰も考えない。
実際はプログラムによって造られた
仮想現実=マトリックスである。
これをしっかりと踏まえた上で
観ていかないと話が難しく感じて
ただ格闘シーンや最新CGに見惚れるだけに。
本作はかなり哲学的で
遠回しなセリフが多く
また宗教的な部分も多少ある。
観るなら頭を空っぽにして
2時間ちょっとの集中力が必要かな。
仮想空間では現実ではありえない動きも
頭の中のイメージ通りに動ける。
ワイヤーアクションで
うまく非現実的なアクションを表現している。
カンフーを取り入れた素早い
格闘シーンも美しい。
衣装も空間も無機質な感じで
統一感があり機械と戦争中であることが
しっかり伝わってきた。
今後のネオの更なる活躍に期待。
『俺の名前は、ネオだ』