ドルフィンキック

恋は五・七・五!のドルフィンキックのレビュー・感想・評価

恋は五・七・五!(2004年製作の映画)
3.9
レンタルDVDにて、鑑賞しました。
「スウィング・ガールズ」みたいな青春映画の王道とも言える作品。
ド素人が何かに夢中になって、頑張る・・・みたいなお決まりのお話。
このパターンの青春映画は、大好き!
映画を観終わったあとの爽快感が格別なのがいい!
例え二番煎じであっても、ありがちなベタな展開のお話であろうが、何回見ても、飽きない。
でも、この作品は、青春映画としては、及第点には、達していたものの、少し物足りなさを感じてしまいました。DVDのジャケットを見ると、もっと明るく、弾けた青春映画かな?って期待していたのですが、見てみると、想像したよりも、静かな作品で、テンポも悪く、前半のグダグダとした展開は、かなり退屈で、いまいち盛り上がりに欠けている気がしました。あと、笑いが少ないのが致命的でした。
ギャグも、すべっていた気がします。
青春映画としては、俳句という斬新なテーマも、あまり上手く活かされていないような気がしたし、登場人物も、青春映画には欠かせないような個性的なキャラがいるにはいるものの、生徒役の演技が、う~んって感じなので、せっかくのキャラを活かせきれてなくて、それほど、強烈なインパクトがありませんでした。
アイディアや工夫次第では、もっと面白い作品になっていたのになあ~って少し残念でしたね。
でも、細かいことを気にしなければ、まあまあ普通に、楽しめる作品だと思います♪
あと、関めぐみさんは、少しキツ目の役柄を堂々と演じられていて、当時、新人としては、中々の演技だと思いました。目力があって、長身で、スタイル抜群で、物凄くスター性を感じました。
今後の活躍も、楽しみにしています♪