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緋牡丹博徒 仁義通しますのyusukepacinoのレビュー・感想・評価

緋牡丹博徒 仁義通します(1972年製作の映画)
3.2
シリーズ8作目、ついにこのシリーズも終わりを迎え、藤純子も引退する。監督は山下耕作でも加藤泰でもなく今回初登板となる齋藤武市。かの2人ほど映像による美学や癖みたいなものは感じず少し重たさもあった。博奕シーンは少なめ。組同士の縄張り争いから跡目相続の問題と任侠物によくあるテーマではあるが藤純子、菅原文太、若山富三郎が揃った殴り込みの場面はなかなか見応えがあった。この翌年から東映が実録路線に移行していくということも考えると興味深い。
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