たゆた

渚のシンドバッドのたゆたのレビュー・感想・評価

渚のシンドバッド(1995年製作の映画)
3.7
青年期の心がぐちゃぐちゃになる感じがすごく伝わってきた。すごく生々しい。鮮やかで綺麗な青春なんかではなく、あの頃のリアルを掴んで、生々しく、あるがままに描かれてる。だからこそ、見てられない時とか、恥ずかしい時とか、笑っちゃう時とか、しんどい時とか全部詰まっている映画。きっと今より理解も進んでなかったあの頃に、この映画を作ったことに意味があったんじゃないかと思う。ちょくちょく分かりにくいところもあったけど、自分はなんか好きでした。
たゆた

たゆた