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隠し砦の三悪人のharuのレビュー・感想・評価

隠し砦の三悪人(1958年製作の映画)
3.6
2021/9/22 観賞。
TOHO西宮にて観賞。

戦国時代。
負け戦から逃れる太平と又七は、途中薪の中に隠された金を見つける。
もっと金を探そうとするが謎の男、六郎太が見張ってていた。
彼は「金を二百貫見つけた」と打ち明け二人を使い運ぼうとする。
六郎太は秋月藩の武士であり姫の雪姫と軍資金の金を運び同盟藩の早川領に脱出しようと画策していた。
金を狙う欲深い太平と又七、身分を偽り作戦を手伝わす六郎太。
無事に辿り着くのか・・・。

「午前10時の映画祭11」 14作品目‼️
半分観賞です。
後、13作品です😊。

連休で満席状態が続き「エッ⁉️」となりましたが。
思ったよりコミカルな展開。太平と又七の「マヌケなやり取りが面白いな」と観ていましたが、この2人をアイデアに「S.W.」のC3-POとR2-D2のタトゥーインの砂漠を歩くシーンを作りだしたんですね・・・。
観る前に知りたかった😅。

雪姫役の上原美佐が目力があり美しく存在感あります。
それ以上に三船敏郎。
「アクションないなぁ」と思っていたら中盤に馬に跨がり両手で剣を構えて敵を追う姿。
「The時代劇俳優」そのもので圧倒されます。
その後の敵との長槍との一騎討ちの姿も必見ですね。

後はロケ地です。
この時代だから出来る自然豊かな姿。
今の時代、絶対CGを加えなきゃ不可能です。

ラストシーンも「遠山の金さん」を連想させられ楽しめましたね。

「黒澤作品」を気軽に楽しめる作品ではないかなぁ。

海外の映画監督が「影響を受けた」というのも解る様な・・・😊。

機会があれば観て頂きたい作品です‼️
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